この夏はバカほど雨の日ばっかりだった。
昼間のジョギングができず、フラストレーションが溜まりに溜まっていたが、ようやくのピーカンに気をよくしていつもの堤防コースに。
堤防下の保守管理用砂利道が最近のお気に入り。
悪名高き外来生物の代名詞ともいえるセイカタアワダチソウが群生し川面を望むことができないが、黄色い絨毯と思えば、それなりにきれいな草ではある。
しばらくのブランクのせいか、やけに膝の具合がイイ。
踏み込み時の靱帯の痛みが、これまでとは格段に改善している。
5㌔の道のりが物足りない。
とはいえ、いい気になってやり過ぎるのが小生の最悪の癖と思い知った今は、そこそこで満足しておこう。
これからがフルマラソンへの再挑戦の始まりである。
午後の診察を終え、ちょうど欲しい物があったので木曽川キリオへ。
秋冬物を買い込んだ帰り道、いつも気になる台湾料理屋が目に入る。
ここの刺激的なマーボ豆腐は、フェイスブックでも時折目にする。
こんな時こそ寄らずに帰ることができようか。
イラッタイマテー！
中国なまりのお女将さんが接客をしてくれる。
すかざず、激辛麻婆を頼む。
この辛さは、単に唐辛子に頼ってはいない。
山椒の、爽やかで刺激的な辛さと、大陸由来の香辛料が織り成す複雑で深みのある独特な旨味。
日本ではめったにお目にかかれない。
気持ち良く汗をかき、今日一日の締めとした。
帰宅後、思い切って買ったセカンドポーチに外せないアイテムを移し、明日からを思う。
小生の歳は既に、何をどれだけ残せるかではない。
どうやって我が身を閉まっていくか、それが大きな命題。
でもしかし、最後の最期まであがきまくってやる。
物ではない、精神なのだ。
