羽島市在住の画家、浅野モオム氏が自宅を会場に毎月開催しているホームパーティーである。
ここに集う面々には一種の拘り?があるようにみえる。
それを端的に表現した台詞に遭遇した。
「私等はそんな大したモンやないけど、ただこの辺のちょっとしたモンちゅうだけやで…」
なるほど!
小生の貧弱なボキャブラリーなど吹っ飛んでしまう、素晴らしいお言葉。
この、ちょっとしたモンというのが曲者で、言い換えればその辺の有象無象とは違うんだと言っているのである。
なんと分かりやすいお歴々ではなかろうか。

そんな仲間(敢えてそう呼ばせいただきますm(_ _)m)の個性的なお振舞の前には、小生のようなどこの馬の骨とも分からないよそ者など、入り込める余地もないのだが、そこはそこ、最低限の大人感覚はお互いに持ち合わせている。
そこでなんとか遊んでいただいているのというのが、本当のところではある。

さて今回は、20世紀最後の創作楽器HANG(ハング ドラム)の奏者、ヤマザキ ヤマトさんをメインゲストにサキソホンも交えたライブであった。
HANGという楽器など、参加者の誰もが初めてお目にかかる代物である。
まるでどら焼きかハンバーガーのような形状であり、膝の上に据えて打ち出されたポイントを素手で叩いて音を出す。

驚くべきはその音色。
司会を務める愛酔亭 ど助師匠の言によれば、生まれる前から知っている、たまらなく懐かしい魂に染み渡る音色だそうだ。
演奏が始まって20分が過ぎた頃から、小生を含めウトウトし始める者が続出。
それは演奏者冥利に尽きることかもしれない。
気分一新とばかり、様々な民族楽器の演奏と歌を披露してのライブに、皆が酔いしれた。

小生も、御代桜の夏酒を手土産に持参したが、このパーティーの料理を担当する坂倉氏のプロの技に舌鼓を打ちながらの酒は、暑さを忘れる至福のひと時を演出してくれた。
羽島の地に移り住んで早四十年近くになる。
当地の排他的な土地柄の中でこうやって生きてこられたのも、こういうウルサ方に可愛がっていただいているお陰である。

有り難や有り難や。
これも酒の効用か。