我が国を代表する画家の一人、浅野モオム氏。
絵画のことはよくわからない小生であるが、氏の描くファンタジーの世界には思わず魅了されてしまう。
小生の自宅からさほど遠くないところにアトリエを構えておられ、4年ほど前から毎月恒例のパーティーが開かれている。
顔を出すようになって足掛け二年になるだろうか。
文化人を自称する人、珍し好きな人、小生のようなただの酒好き…、集う連中は様々だが、共通しているのはモウム氏を敬愛してやまない心の持ち主であること。
ほとんど毎回、地域で活躍するミュージシャンが場を盛り上げてくれる。時には海外からの参加も。
モオム氏の人脈と人柄を思わずにはいられない。
今宵、小生が持参した酒は「百春 吟醸ひやおろし」。
もうそんな季節となった。
淡々と流れる時の移ろいの中、一人取り残されている自分が際立つ夜であった。