一年の半分が終わろうとしている。
六月とはそういう月だ。
おまけに入梅宣言か!
気が滅入る。
一方、当家の紫陽花は紫のぼんぼりをたわわに頂き、時を遅しと咲き競う構えだ。
誰かにとって不愉快な状況も、また違う誰かににはパラダイスと映る。
人生とはそういうものだ(^^)/

骨折手術から二ヶ月が経った。
当初は7月からのジョギング開始予定を、ひと月早めることができたがやはり現実は厳しい。
ここはやはりアドバイスを受けて、ゆっくりゆっくりといきたい。
それでもこの調子なら11月の揖斐川マラソンにはぎりぎり間に合うかもしれないなどとという野心が、ふつふつと湧き上がる。
またまた悪い癖が鎌首をもたげ始めた。
ほんと懲りない男である。

1465140510611 1465140517532今日は、調子の悪かった洗面台と台所の混合栓の取替えに挑戦した。
いわゆるDIYというやつだ。
大汗かいて四苦八苦の末、ようやくリニューアルに成功!
ホームセンターに頼めば、両方で一万五千円の手間賃を浮かせた。
後はもう自分へのご褒美しかあるまい。

そうとなれば最近お気に入りの居酒屋、一宮の「よし亭」へ直行!!!
この辺りはなんとなく懐かしい雰囲気が漂う町並みだ。
いつか満員で門前払いを食ったのを教訓に、必ず予約をして行くようにしている。

14651357255621465135742697 146513575425114651357920951465135735931この店の売りを言うなら、先ずは食い物が旨い。
特に刺身の美味さは特筆ものだ。
本日の生マグロはその最たるものだが、加えて三種盛というバラエティーを楽しみたい酒飲みの期待を十二分に満たしてくれる。
もう一つ言うなら、日本酒好きの小生を唸らせる酒知識の奥深さだ。
好みの酒質をリクエストすれば、まず裏切られることはない。
そして、寡黙とまでは言わないが、必要かつ十分な口数の親父と、その隙間を埋めて余りある女将の人柄が、こういう初老の男の心を優しく包んでくれるのだ。

酒が回り今日一日の、そして人生の妙に想いを馳せる時間となれば、これ以上の長居は無用。
ここはそういう店だ。
そういう店にしておきたい。
後は誰にも気兼ねなく、泥のように酔える居場所を目指すのみ。

それにしても、日が長くなったものだ。
これからは大好きな炎天下のランニング!
危なっかしいオジサンは、置き忘れてきた青春を今一度謳歌するのだ。