各務ヶ原市にある小町酒造が醸す、ご存知「長良川」！
ヒーリングミュージックが流れる蔵の中で、酵母は心静かにそして黙々と発酵を進めていく。
応援歌でもあり子守唄でもあるのだろう。
その長良川の特徴は、程よい淡麗にある。
小生の好む、濃厚で甘味旨味を基調にしたものとは明らかに趣を異にする酒ではあるが、それはそれで納得の範疇に属する。
今宵は、ぶらっ菜まぐろうを会場に定期開催されている「長良川を味わう会」にも顔を出した。
昼間のmirai笹の会に続くダブルヘッダーでの参加である。
本当に良い酒は、飲み飽きしないばかりか、健康への悪影響もない。（と、勝手に信じている）
ともかく、飲むほどに旨いのである。
小生と同じ体質と性癖をもつ強者が隣に座っている。
こういった気の置けない仲間がいてくれることも、酒の会の楽しみだ。
サービスのあり方としては、一考の余地があると思われるが、40数名という満員御礼の参加者をさばくのは、確かに骨の折れることではあろう。
些細なことに目くじらは立てまい。
店が提供する肴のコースにも、こだわりと意気込みが感じられ、大いに満足の一日となった。
とはいえ、さすがに足はおぼつかず、帰りは例のタクシーのお世話になることに。
お待たせしました～っ！
ホッとする笑顔が覗いた。
