日頃、風邪を引かないことを唯一の自慢にしている小生。
バカは何とかと言うが…、
栄養バランスにも気を配り、体を鍛えることにも余念がない小生の努力の賜物に違いない。

ところがどうしてしまったか。
昨年末から頻繁に風邪症状に見舞われている。
ことの始まりは、お歳暮にもらったカキを酢牡蠣で生食した後に発症した、激しい腹痛と下痢と発熱。
ノロだかなんだか知らないけど、胃腸風邪にしては食中毒と言った方がタイミングが合いまくる。
二日ほど頻繁なトイレ通いがを余儀なくされた。
その後も軽い鼻風邪や倦怠感などが断続的に訪れていたが、大事には至らず、我が身の強靭さを改めて自覚したしだいだ。

1453342106292 1453342113393しかし、今回は違った。
18日(日)の朝、何となく喉がイガラッぽい感じがして痰が絡らむのが気になったが、酒の影響ぐらいに思っていた。
これはヤバイと思い始めたのはその日の夕方、咳が出始め、体のだるさがはっきりしてきたのだ。
ここはもう、百薬の長たる酒に頼るしかない。
ほどほどに飲んで、早寝と決め込んだ。

火曜の朝、声が違ってきた。
電話の相手が小生だと分からない。
上部気道炎の症状も、更にはっきりしているではないか。
こんなはずではないと思いつつ、葛根湯とビタミンC、抗生剤を飲んで一日をやり過ごす。

水曜。
最悪である。
咳、痰、強烈な倦怠感、37.6度の発熱。
あちこちの関節が痛い。
動きたくない。
仕事したくない。
もう勘弁してほしい。

本日、木曜日。
38.2度になった。
病院には絶対行かない!!!
笑い話にあるではないか、ちゃんと治療すれば一週間で治るが、放っておいたら七日もかかる。
所詮、自己の免疫が働き、ウイルスに打ち勝つまでは何をやってもそれなりの時間がかかるのだ。
良かれと思う薬と、幸いに食欲はあるので十分な栄誉をとって、養生に努めるしかない。

しかし、夕方になって36.7度まで下がってきたではないか。
そういえば、なんとなく気だるさも薄らいできたような。
やっぱりこれで良かった!
峠を越えたに違いない。
明日になれば、きっと楽になっている。
そして日曜日の笹の会には、いつものように絶好調で臨めるだろう。

どこまでいっても、運の良い男である。
この運がいつまで続くかは、天のみぞ知る。