早くも11月が始まった。
ここのところの体調不良で気力も萎え、なにもする気になれずにいたが、あえてそれに抗うことは止めて時間の流れに身を任せた。
いくらあがいてもどうにもならないことはある。
それは時の風であり、逆風もあれば追い風もあろう。
風の向くまま気の向くまま!
もうそれでいい歳じゃないか。
ゆったりとした時間に身を置きながら、人生の豊かさといったものに目を向けてみても…。

1446716605429 144671626813611月1日は、ぎふワインフェスタ!
昨年に続く2回目の開催である。
柳ヶ瀬本通りを独占するという、誠に大胆かつ贅沢な企画もさることながら、それを実現をさせた実行委員はもとより、支えてくれた支援ボランティアスタッフの皆様に敬意を表したい。
ワインに力を入れている酒販店、また岐阜の有名飲食店が、200種以上のワインとこだわりのオードブルを提供する。
また産地によって、①イタリヤ ②日本 ③ニューワールド ④オーストラリア・ニュージーランド ⑤ブルゴーニュ ⑥ボルドー&フランスその他 ⑦スパークリング ⑧スペインと、ブースに分けて出店しているのも解り易いというものだ。
何の知識もいらない!
自分がイメージした味を伝えれば、即座にセレクトしてくれる。
小生もどうだろう、美味しいお摘みと共に軽く10数杯は飲んだだろうか。

144671664058414467166158651446716647439飲めば当然酔っ払う。
それはアルコールの成せる業ではあるが、不思議に酒によってその酔い方も変わる。
やはり小生には日本酒のそれが一番合っているようだ。
そこで当然のごとく足は行き付けの居酒屋へと向かうのは自然の摂理というものだ。
この季節、ひやおろしを口に含めば、まさにおふくろの味、故郷に帰った気にもなる。
自分の本当に求めるもの、必要とするものとは、こういう形でその気付きに訴えてくるものなのかもしれない。

限りある人生ではあるが、この幸せがいつまでも続くことを願わずにはいられない。
それでも時は過ぎる。
明日からの現実と向き合う時刻となった。
さあ、酒の勢いも借りて、笑って流すことにしよう。